アイサプライ・ジャパン株式会社(東京都中央区京橋、代表取締役社長:ティム・ワン;Tim Wang)は、9月5日「2015年には携帯電話の大半がスマートフォンに」を発表した。

IHS iSuppli のMobile Handset Market Tracker レポートによると、ローエンドモデルの販売数の急増に牽引され、携帯電話の世界市場での出荷台数の半数以上が2015年にはスマートフォンとなる見通しだ。
2015年のスマートフォンの世界市場での出荷台数は、2011年の4億7800万台から倍以上に伸び10億3千万台になる。この伸びにより携帯電話市場でのスマートフォンのシェアは2011年の32.5%から2015年には54.4%まで増加する。2009年でスマートフォンのシェアは、ほんの15.8%だったことを考えると非常に注目すべき成長であるといえる。
スマートフォン市場で最も成長が速いカテゴリはローエンドのモデルで、ハイエンド製品と比べて機能が制限されメモリ容量もより低い。ローエンドのスマートフォンの出荷台数の2010年から2015年の間の年次平均成長率は115.4%となる見通しだ。これに対して同期間のミッドレンジからハイエンドスマートフォンの伸びは16.4%に留まる。
「ローエンドのスマートフォンは、その低価格により初心者や、中国、インド、南アジアおよびアフリカなど契約者数が伸びている新興国のユーザにとって魅力的な製品である。」IHSのワイヤレス通信分野のシニア・プリンシパルアナリストのFrancis Sidecoは語る。「ローエンドのスマートフォンはフルサービスをまだ必要としないユーザに安価なデータプランで販売され、このようなプランはスマートフォンの総利用コストを低く抑えるため、膨大な数の初心者ユーザ層にとって魅力的なものとなる。」
サムスンがローエンド製品で急伸
ローエンド製品の急速な市場拡大はスマートフォン市場のさまざまなプレイヤのシェアに影響を与えている。
第2四半期の世界のスマートフォン市場では、アップルのリーダーシップニュースで埋もれ勝ちではあったが、サムスンは出荷台数で対前年同時期比600%増であった。サムスンのパフォーマンスは、中国やラテンアメリカユーザ向けのローエンドスマートフォン製品群の販売によるものだった。
サムスンの様な携帯電話メーカは現在、安価なシングルチップ3GベースバンドソリューションやライセンスフリーのオープンソースOSが利用できるため低価格なスマートフォンを提供することができる。
多様なアプリケーションが成長を促進
ローエンドのモデルに加え、スマートフォンの成長はモバイルアプリ開発で促進されている。
「携帯電話業界の成功はもはや純粋にハードウェアの機能によるものではない。」Sidecoは言う。「全てのプレイヤの販売台数成長は、ソフトウェアの機能や、デザイン性、直感的に理解できるユーザインターフェース、多様なアプリケーションが利用できるかという点等が重要なファクターとなっている。」
成功のキーはディベロッパーコミュニティからの強力なサポートを得られるかどうか、またスマートフォンメーカがユーザの使い易さを最適化するために如何にハードウェアとソフトウェアを調和させられるかというところにある。
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